出張報告 ☆ 薔薇の国ブルガリア 2009.5 (続1) 

2・リラの僧院

ブルガリアでは、バラは古来「不老長寿の媚薬」「若返りの薬」などと言われ珍重されてきました。優雅な香りを放つ成分であるネロール・ゲラニオール・シトロネロールなどには美肌作用があり、香りをかぐだけでもホルモンバランスを整え血液の循環を活発にする働きがあるといわれています。バラの開花時期になると、呼吸器系に病気を持つ人々が養生のために集まってきたそうです。その後も自然薬として民間に広まり、ジャムなどの保存食にして日常的に食す習慣が受け継がれています。

ブルガリア正教の総本山「リラの僧院(修道院)」が発刊した医学書には、ローズオイルは「各種炎症・眼病・皮膚病・呼吸器系アレルギー・消化器系疾患・神経系及び心臓病の治療薬」として、バラを用いた数々の処方が紹介され、病院や修道院でも使用されたそうです。

リラの僧院は、ブルガリア訪問の際には、必ず訪ねようと思っていた場所のひとつです。

ブルガリア最大で最も著名な修道院は、首都ソフィアからバスで3時間の山奥にひっそりと佇み、1000余年の歴史を感じる重厚な雰囲気が漂っていました。

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四方を囲む壁面や中央に位置する教会、博物館など、あらゆるところに施された独特の色彩感覚の装飾模様が、とても美しく印象的でした。

uco.

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